14日の香港市場は反発スタートか。米国とイランが協議を継続するとの期待から買いが先行しそうだ。トランプ米大統領は13日、記者団に対し、「相手から連絡があった」「彼らは非常に強く合意を望んでいる」と語った。パキスタンなどの仲介国が両国との協議を継続すると米ニュース・サイト『アクシオス』が報じたほか、米紙『ウォール・ストリート・ジャーナル』電子版も「数日以内に米国とイランによる2回目の協議が開催される可能性がある」と伝えた。
もっとも、中東情勢は先行き不透明感が根強く、買い一巡後は上値の重い展開になると予想する。一方、中国本土で13日に発表された3月の金融統計は、マネーサプライM2、融資増加額、社会融資総量がいずれも市場予想を下回った。きょうは3月の中国貿易統計が発表される。市場予想は米ドル建て輸出が8.6%増、輸入が11.2%増。結果によっては相場の波乱要因となる可能性もある。
13日のNY市場でダウ平均が前週末日301米ドル高と反発。ハイテク株比率のナスダック総合指数は9営業日続伸し、約2カ月ぶりの高値で終えた。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株では大型ネット株の美団(
03690)、テンセント(
00700)、アリババ集団(
09988)、国際金融株のHSBC(
00005)がそろって香港終値を上回って引けた。