中国4位の商業銀行、中国銀行(
03988)が発表した25年12月本決算は、経常収益が前年比4.3%増の6598億6600万元、純利益が同2.2%増の2430億2100万元だった。期末配当は1株当たり0.1169元(前年は1株当たり0.1216元)。
利ざや縮小で資金利益が2%減少したものの、代理業務や信託業務の拡大で役務取引等利益は7%増と健闘。株高を背景に純利取引収入が43%増と伸びたほか、貴金属販売の貢献によるその他営業収入の増加も寄与した。純金利マージンは金利の低下などを背景に1.40%から1.26%に低下。資産減損損失は前年比0.4%の増加にとどまった。費用収入比率は27.8%と前年から0.9ポイント低下。不良債権比率は1.23%と前年末から0.02ポイント改善したが、不良債権引当カバー率は200.37%と0.23ポイント低下した。
経営陣は26年の人民元建て融資について約10%の増加を見込む。AIを活用したデジタル金融やグリーン金融など重点分野への支援を強化し、新質生産力の発展を促す方針。
■同期の主な経営指標は次の通り
・純金利マージン(%):1.26(1.40)
・コアTier1比率(%):12.53(12.20)
・Tier1比率(%):14.34(14.38)
・自己資本比率(%):18.85(18.76)
・不良債権比率(%):1.23(1.25)
・費用収入比率(%):27.84(28.77)
・貸付残高(百万元):23,453,492(+8.6%)
・預金残高(百万元):26,182,431(+8.2%)
※( )内は前年の数字、貸付残高と預金残高の( )内は対前年比を記載
※非開示の場合は―と記載