10日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比0.55%高の25893.54ポイントだった。中国企業指数は0.50%高の8655.04ポイント。メインボードの売買代金は概算で2463億1000万HKドル。
ハンセン指数は前日に米株式相場が上昇した流れを引き継ぎ、高く始まった。序盤には一時、心理的節目の26000ポイントを上回る場面があった。中盤以降は上げ幅を縮小したものの、終値は3月18日以来およそ3週間ぶりの高値となった。イスラエルのネタニヤフ首相が隣国レバノン政府との直接交渉を指示したと伝わり、パキスタンで現地時間11日に開かれる米国とイランの和平協議が進めやすくなったとの見方から買いが入ったもよう。セクター別では、工業、コングロマリット、一般消費財が高い。
ハンセン指数構成銘柄では、保険株の中国人寿保険(
02628)と大型ネット株のアリババ集団(
09988)が買われて相場の上昇を主導。車載電池大手のCATL(
03750)が9%上昇したほか、半導体受託製造のSMIC(
00981)、豚肉大手の万洲国際(
00288)、不動産開発の龍湖集団(
00960)がそろって反発した。一方、前日買われた即席麺大手の康師傅控股(
00322)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、不動産管理の華潤万象生活(
01209)が下落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.80%高の4860.26ポイントと反発。SMICが大幅高のほか、新エネルギー車のBYD(
01211)と理想汽車(
02015)が買われた。半面、前日夜に新型SUV「ES9」の予約受け付けを開始した新興電気自動車メーカーの蔚来集団(
09866)が6%近く下げた。企業向けクラウドの金蝶国際ソフト(
00268)も売られた。