緊迫が続く中東情勢を背景に原油価格が高騰していることを受け、中国政府が国内航空会社の支援を検討しているようだ。回復途上にあった中国の航空業界は再び厳しい状況に直面しており、支援規模はコロナ禍以降で最大となる可能性がある。外電を引用して『信報』が9日伝えた。
検討されている措置には、政府補助金や税制優遇、国有株主による低金利の融資提供などが含まれるもよう。また、過当競争が続く業界構造を是正するため、航空会社の合併・再編などの構造改革も検討されている。
中国では新型コロナウイルスの流行を受けて航空需要が停滞。中国政府は当時、緊急融資やコスト削減、赤字路線への補助などで支援を行っていた。ただ、中国南方航空(
01055/
600029)、中国東方航空(
00670/
600115)、中国国際航空(
00753/
601111)の大手3社は収益回復が遅れ、これまでに通年での黒字を達成したのは中国南方航空のみとなっている。