9日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.72%安の3966.17ポイントだった。深セン成分指数は0.33%安の13996.27ポイントと3日ぶりに反落。上海、深セン両市場の売買代金は概算で2兆1340億4700万元だった。
上海総合指数は終日マイナス圏の狭いレンジでもみ合い。前日は終値ベースで3月19日以来およそ3週間ぶりに高値を更新しただけに、幅広いセクターで利益確定売りが出た。米国とイランが2週間の停戦で合意したものの、トランプ米大統領が攻撃中止の前提としていたホルムズ海峡の開放が不透明となり、投資家心理が悪化。イスラエルがレバノンに大規模攻撃をした報復措置として、イランがホルムズ海峡を再び封鎖したと伝わり、原油価格の高止まりが警戒された。セクター別では保険、観光、ゲームが全面安の半面、油ガス開発・採掘や油田サービス、通信設備が買われた。
A株市場では、レーザー加工の大族激光科技産業集団(
002008)、電子機器受託製造の立訊精密工業(
002475)、通信機器メーカーの中興通訊(
000063)が大幅高。8日大引け後に2025年1−3月期業績見通しを発表した中国アルミ(
601600)も買われた。一方、化合物半導体メーカーの三安光電(
600703)が4営業日ぶりに反落。ゲーム会社の巨人網絡集団(
002558)、環境マネジメントの東江環保(
002672)も下落した。保険株の中国太平洋保険(
601601)、新華人寿保険(
601336)が安い。