連休明け8日の香港株式市場で、ハンセン指数は大幅に反発。終値は前営業日比3.09%高の25893.02ポイントだった。中国企業指数は2.61%高の8677.31ポイント。メインボードの売買代金は概算で3724億3000万HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付き、じりじりと上げ幅を拡大。終値は3月18日以来3週間ぶりの高値だった。米国とイランがホルムズ海峡の即時解放を条件に2週間の停戦に合意したことで、買い安心感が広がった。交渉を仲介したパキスタンのシャリフ首相は8日、米国とイランの代表団を10日に首都イスラマバードに招き、紛争の恒久的な解決を目指す協議を行う予定を明らかにした。トランプ米大統領は同日、「米国はホルムズ海峡の航行の滞りが解消するよう支援する」、「イランは復興プロセスを開始できる」と自身のSNSに投稿した。
ハンセン指数構成銘柄では、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)と英金融大手のHSBC(
00005)が大きく買われ、相場の上昇を主導。鉱業大手の洛陽モリブデン(
03993)、生活アプリ運営の美団(
03690)、半導体受託製造のSMIC(
00981)は10%超上昇した。中国デザイナーズトイ大手のポップマート(
09992)、電動工具の創科実業(
00669)、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)も高い。一方、医薬品株の中国生物製薬(
01177)、石薬集団(
01093)、翰森製薬(
03692)、信達生物製薬(
01801)、エネルギー資源株のCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、中国神華能源(
01088)が下落した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は5.22%高の4923.25ポイントと反発。SMICと同業の華虹半導体(
01347)、美団、人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(
00020)が大幅高だった。構成30銘柄のうち横ばいのリープモーター(
09863)を除く全銘柄が休場前の終値を上回って引けた。