JPモルガンは最新リポートで、テンセント(
00700)とネットイース(
09999)のゲーム事業が再評価される見込みだとして、両社の投資判断を「オーバーウエート」とした。市場のナラティブ(物語)が人工知能(AI)によって揺るがされる既存のゲーム運営から、供給が限られる市場においてAIにより強化されるゲーム運営へ転じつつあるとの見方を示した。『格隆匯』が8日伝えた。
JPモルガンは、AIが中国のゲーム市場を強化する仕組みを次の4点で説明した。
◇AIにより、運営会社は版号(ライセンス)を取得した既存ゲームのラインアップを継続的に更新・拡張することができるようになり、収益がプレーヤーの規模に応じて非線形的に拡大する。
◇大手ゲーム会社のAI優位性は、一つの独自モデルそのものではなく、AIを制作・運営の全プロセスに統合・編成する能力にある。
◇新興のUGC(ユーザー生成コンテンツ)プラットフォームモデルにより、小規模クリエーターのコンテンツが大手運営会社のエコシステムへ流入する可能性がある。
◇AI主導の不正対策、リアルタイム音声翻訳、ユーザーごとに最適設定された課金、プレイヤー継続率モデルなどがデータ規模の拡大に伴い、より高い効果を発揮する。