| 2026-04-07 |
中国/投資判断/証券 |
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中国株資産に投資妙味と安定性、素材など5分野を有望視=モルスタ
モルガン・スタンレーで中国株式ストラテジストを務める王エイ氏はこのほど、A株、香港株、米上場の中国概念株の3種類の中国株資産について、2026年はA株への投資を一段と重視していると明らかにした。特に、素材、工業製品、半導体、エネルギーのほか、発電、蓄電、送電などエネルギー効率や安全性に関わる機械設備製造分野への投資機会を有望視しているとした。『中国証券報』が3日伝えた。
王氏は、地政学的対立に伴う世界的なエネルギー危機を背景に、中国株資産の投資妙味と安定性が一段と際立っていると指摘。足元の世界資本市場の動向を踏まえると、A株は相対的に強い耐性を示しており、政策の継続性と有効性、独立した景気サイクルなどを背景に海外市場と比べて安定しているとした。
近年は中国株への関心が高まっており、独自性を持つ中国資産への投資魅力が増していると指摘。世界の産業チェーンにおいて独自の競争優位を持つ分野には多くの投資機会があるとみている。また、中国のハイエンド製造業の輸出は注目に値するものであり、今後5年で輸出比率は一段と上昇する可能性があると予想。国際競争力は価格ではなく、品質や代替困難性、技術面での優位性に基づくものへと移行するとした。