中国の新興電気自動車(EV)メーカー主要6社の2026年3月の販売実績が出揃った。首位はリープモーター(
09863)で、前年同月比34.9%増の5万29台と伸びを維持した。各社で明暗が分かれ、IT系新規参入を含めた競争の激しさが改めて浮き彫りとなった。
上位では、理想汽車(
02015)が11.9%増の4万1053台と2位を維持し、堅調な販売を続けた。蔚来集団(
09866)は136.0%増の3万5486台と大幅な伸びを記録し、3位にキープした。リープモーターとともに、既存新興勢の中でも販売回復の動きが目立つ。賽力斯集団(
09927)は11.7%増の2万7484台と増加し、4位に順位を上げた。
一方で、小鵬集団(
09868)は17.4%減の2万7415台と前年割れとなり、順位を落とした。小米集団(
01810)は31.0%減の2万台(概算値)と大きく減速し、6社中最下位となった。モデル競争や価格調整の影響を受けた可能性がある。
中国EV市場では、既存メーカーの巻き返しとIT系勢力の伸長が交錯し、競争構図が変化しつつある。販売の増減が企業ごとに分かれる状況が続いており、今後数カ月も新モデル投入や価格戦略が販売動向を左右する可能性がある。
■2026年3月の新興EV6社の販売実績は次の通り。
リープモーター(
09863):50,029台(前年同月比34.9%増)
理想汽車(
02015):41,053台(同11.9%増)
蔚来集団(
09866):35,486台(同136.0%増)
賽力斯集団(
09927):27,484台(同11.7%増)
小鵬集団(
09868):27,415台(同17.4%減)
小米集団(
01810):20,000台(同31.0%減)※概算値