人工知能(AI)企業の北京智譜華章科技(
02513)が3月31日大引け後に発表した2025年12月本決算は、純損失が46億9800万元となり、前年の29億5600万元から赤字が拡大した。売上高は7億2400万元と前年比131.9%増えたものの、採算の悪化が響いた。
粗利益率は前年の56.3%から41.0%へ低下。クラウド型の大規模言語モデル(LLM)サービスの比率が高まった上、企業向けオンプレミス型の提供で多様な顧客ニーズに対応するため人員・技術投入を増やしたことが重荷となった。研究開発費と一般管理費が膨らんだこともあって、営業赤字は前年の約1.5倍に達した。買い戻し権利付きの新規株式の発行に伴う営業外負債も純損益を下押しした。
部門別の売上高は、クラウド型が1億9000万元と前年の3.9倍に上った。オンプレミス型は2倍の5億3400万元となり、売上高の約7割を占めた。
北京智譜華章科技は2026年1月に香港証券取引所へ上場し、約50億HKドルを調達した。世界的にAIモデルの利用が急成長するなか、経営陣は調達資金を基に独自の「GLMフレームワーク」を強化し、知的生産性のインフラとして確立させる方針を明らかにした。