HSBCグローバルリサーチは最新リポートで、中国のニット衣料最大手、申洲国際集団(
02313)が発表した2025年下期(7−12月)業績について、売上高と利益率の悪化により市場予想を下回ったと指摘した。期間中の売上高は前年同期比2.2%増にとどまり、国内販売の弱含みや、プーマの在庫調整、フライニット製品の販売低迷が響いた。粗利益率は上期比1.5ポイント低下の25.6%となり、国内の生産能力稼働率の低さに加え、10−12月期の米ドル安が影響したとの見方を示した。『AAストックス』が31日伝えた。
HSBCは、利益率の回復が27年にずれ込むと予想。短期的には、生産能力稼働率の改善効果を、投入コスト圧力、受注の見通しに関するリスク、関税の影響、価格競争圧力といった不利な要素が上回ると判断した。
これを踏まえ、26年の粗利益率予想を28.5%から27%に、売上高成長率予想を7.7%から5.8%にそれぞれ下方修正。26年の純利益予想は7.7%、27年はそれぞれ3.9%引き下げた。目標株価は86.6HKドルから78HKドルに引き下げたが、投資判断は「買い」を維持した。