| 2026-03-31 |
香港/投資判断/金融 |
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中国工商銀行など国有銀行4行、10−12月期業績は予想通り=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国の国有銀行である中国工商銀行(
01398)、中国建設銀行(
00939)、交通銀行(
03328)、中国郵政儲蓄銀行(
01658)が発表した2025年10−12月期決算について、業績はおおむね予想通りだったとの見方を示した。『AAストックス』が31日伝えた。
リポートによると、経常収益と純利益は4行の平均でともに前年同期比2%増だった。貸出金の伸びは鈍化したものの、純金利マージン(NIM)が前期比で安定したことが下支えとなり、資金利益は前年同期並みを確保。非金利収入も予想を上回った。ただ、貸倒引当金が増加し、不良債権発生率は上昇。不良債権引当金カバー率は低下が続き、リテール資産の質に対する圧力も持続している。特に、住宅ローン以外の個人向け融資が急拡大している点は潜在的なリスクになり得るとした。
ゴールドマンは業績予想を微調整し、中国工商銀行の目標株価を8%引き上げ、6.27HKドルに設定。投資判断は「中立」。中国建設銀行は目標株価を9%引き上げて9.01HKドルとし、投資判断は「買い」を維持した。交通銀行については、目標株価を6%引き上げて56.11HKドルとしたものの、投資判断は「売り」とした。