中国の石炭最大手、中国神華能源(
01088)が30日大引け後に発表した2025年12月本決算は、売上高が前年同期比13.2%減の2949億1600万元、純利益が同8.9%減の542億1800万元だった。
業績悪化の主因は石炭の価格下落と販売量の減少。石炭の平均販売価格は1トン当たり495元と前年から12.1%下落し、販売量も同6.4%減の4億3090万トンにとどまった。スポット販売の比率低下に加え、外部顧客向け販売が減少する販売構成の変化も収益を押し下げた。
部門別では、主力の石炭部門は売上高が17.7%減少し、部門粗利益率は23.9%と前年から1.7ポイント低下した。一方、発電部門は電力販売量が3.9%減少したものの、燃料コスト低下により部門粗利益率が16.9%と1.8ポイント上昇した。輸送分野では鉄道輸送量は横ばいだった半面、航運事業の輸送量が14.3%減。石炭化学ではポリオレフィン製品の販売量が増加し、一定の増収要因となった。
会社側は、2026年の売上高が2800億元と前年を下回る見通しを示した。自社の石炭生産量は3億3020万トン、販売量は4億3490万トン、発電量は2237億キロワット時(kWh)を目指す。また、また、2025年から2027年までの株主還元計画の下、純利益の65%以上を配当に充てる方針を維持するとした。