週明け30日の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。終値は前営業日比0.81%安の24750.79ポイントだった。中国企業指数は0.65%安の8399.12ポイント。メインボードの売買代金は概算で2854億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まり、序盤に下げ幅を拡大。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が激化すれば、原油価格の上昇が続くとの見方から売りが優勢だった。ただ、下落率が2%を超えるとやや値を戻し、中盤以降は下落率1%付近の狭いレンジで推移した。トランプ米大統領が英紙『フィナンシャル・タイムズ』のインタビューで、イランが原油輸出の拠点とするカーグ島の占拠を検討しているとした半面、停戦協議が「かなり早く成立するだろう」述べ、市場に様子見ムードが広がった。情報技術と一般消費財を中心に幅広いセクターが下落するなか、素材が逆行高となった。
ハンセン指数構成銘柄では、中国インターネットサービス大手のテンセント(
00700)が売られて相場の重荷だった。前引け後に2025年12月本決算を発表した申洲国際集団(
02313)が8%超下落。家電大手の美的集団(
00300)と海爾智家(
06690)、電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)は大幅に続落した。太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)、カジノ運営のサンズ・チャイナ(
01928)も安い。半面、中国4大国有銀行の中国建設銀行(
00939)、中国工商銀行(
01398)が上昇して一定の下支えとなった。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、香港公益事業株の長江インフラ(
01038)は大幅に続伸した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は1.84%安の4690.08ポイントと反落。海爾智家、BYDエレクトロニックのほか、新興電気自動車メーカーの小鵬汽車(
09868)の下げがきつい。構成銘柄のうち、横ばいのセンスタイム(
00020)を除く29銘柄がそろって下落した。