ポップマート(
09992)の創業者である王寧会長は、同社が保有する知的財産(IP)の活用範囲を玩具から他分野へ拡大し、より持続可能なブランドシリーズを構築する方針を示した。中国中央テレビ(CCTV)の取材で明らかにした。
王氏は、ポップマートのIPは玩具にとどまらず、テーマパークや映像コンテンツ、デザート分野などにも展開可能だと指摘。すでに、より持続可能なIP管理の仕組みを構築したと説明した。中でも主力キャラクターの「Labubu」は、さらなるIP価値の拡充に適した条件を備えているとの認識を示した。
同社は現在、ソニー・ピクチャーズと協力し、Labubuを主人公とする映画作品を制作している。王氏は、この映画を起点に、テーマパークや派生商品、体験型プロジェクトなどへの展開が期待できると述べた。
また、ポップマートは日常消費分野への進出も加速している。同社幹部は先週の業績説明会で、来月からJDドットコム(
09618)のプラットフォームを通じて小型家電の販売を開始すると明らかにした。北京にある同社のテーマパーク拡張プロジェクトは今年夏に開園する予定で、第2期工事は2027年に着工する見通しだ。
このほか、中国本土ではキャラクター関連の新小売業態として宝飾品店7店舗を運営しており、26年上期には初のデザート店を開業する計画。すでにポップアップストア形式でコンセプトの試験運用を行っている。