27日の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。終値は前日比0.38%高の24951.88ポイントだった。中国企業指数は0.76%高の8453.77ポイント。メインボードの売買代金は概算で2630億8000万HKドル。
ハンセン指数は前日終値を挟んだもみ合いで始まり、中盤に上げ幅を広げた。ただ、心理的節目の25000ポイントを超える水準では伸び悩み、結局は同水準を割り込んで終えた。序盤は前日の米株安と原油高を受けた売りが先行したが、米国とイランの停戦協議の進展に期待する買いが相場を押し上げた。安く始まった中国本土の主要株価指数が上げに転じたことも、投資家心理を支えたもよう。セクター別では医療・ヘルスケア、素材が高かった半面、公共事業、不動産・建設が軟調だった。
ハンセン指数構成銘柄では製薬の石薬集団(
01093)、信達生物製薬(
01801)、翰森製薬(
03692)がそろって大幅に反発。火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)、乳業大手の中国蒙牛乳業(
02319)、豚肉大手の万洲国際(
00288)も高い。2025年12月本決算をきょう発表するBYD(
01211)は3.7%上昇した。一方、決算をそれぞれ前日大引け後、この日の前引け後に発表した海爾智家(
06690)、龍湖集団(
00960)が大きく下落。保険株のAIAグループ(
01299)、香港不動産株の恒基兆業地産(
00012)も売られた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.35%高の4778.01ポイントと反発。医薬品ネット通販の京東健康(
06618)と阿里健康(
00241)がともに買われた。新エネルギー車を手掛けるBYD、リープモーター(
09863)、小米集団(
01810)、理想汽車(
02015)が上昇した半面、蔚来集団(
09866)やBYD子会社のBYDエレクトロニック(
00285)が下げた。前日比4.12%安の海爾智家が下落率トップだった。