国家市場監督管理総局の公式サイトが25日、『経済日報』の評論記事「ネット出前戦争は終わるべきだ」を転載したが、ブルーウオーターキャピタルの李澤銘最高投資責任者(CIO)はネット出前競争の終結に懐疑的な見方を示した。規制当局や官製メディアはこれまでも補助金の抑制や過度な競争の回避を求めてきたが、実行は難しいと指摘。ネット出前や電子商取引はセメントや太陽光発電などとは異なり、コストや価格の統制が難しく、競争の完全な抑制は困難との見方を示した。『香港経済日報』が26日伝えた。
一方、李氏は過剰な補助金競争が終息した場合、美団(
03690)が最大の恩恵を受ける可能性が高いと予想。アリババ集団(
09988)やJDドットコム(
09618)にとってネット出前は事業の一部に過ぎないが、美団は競争の影響を最も強く受けてきたためとしている。ただ、今回の論評だけで問題解決には至らないとした。
論評記事では、過度な価格競争が飲食店経営者の収益だけでなく、一般市民の生計にも影響を及ぼすと指摘。価格戦によって外食消費が減速すれば、経済全体の冷え込みが最終的に個々の生活に波及すると警鐘を鳴らしていた。