新薬開発受託の無錫薬明康徳新薬開発(
02359)が発表した2025年12月本決算は、純利益が前年比105.2%増の191億9400万元だった。本業が堅調に成長したほか、持ち分売却益など「その他収益」が前年の8億400万元から69億3000万元に急拡大し、大幅増益につながった。関連会社である薬明合聯生物技術(
02268)の一部株式や、上海康徳弘翼医薬臨床研究および上海薬明津石医薬科技の売却益の計上が寄与した。
売上高は前年比15.8%増の454億6000万元だった。うち、継続事業は21.4%増の434億2100万元。細胞治療・遺伝子治療向けの製造受託(CDMO)を担うATU(先進治療ユニット)中国事業の売却手続きを25年9月までに完了し、同事業は非継続扱いとなった。全体の粗利益率は47.0%と前年を6.2ポイント上回った。事業別では、主力の医薬品化学部門は売上高が25.5%増加。臨床後期・商業化案件の増加により収益性も改善した。検査部門とバイオロジー部門もそれぞれ4.7%増収、5.2%増と増収。
会社側は、26年の継続事業売上高が前年比18−22%増える見通しを示した。CRDMO(研究開発製造受託機関)モデルを軸にグローバル展開と生産能力の拡張を進め、効率改善を継続するとしている。