ゴールドマン・サックスは最新リポートで、中国の大手金鉱会社、紫金鉱業集団(
02899)について、2025年12月本決算で純利益が前年同期比62%増の518億元となり、会社側が示した業績見通しと一致したと指摘した。公正価値評価益や為替差損などの一過性要因を除いた経常利益は56%増の509億元で、ゴールドマン予想および市場予想に沿った水準となったほか、通期配当は0.6元を予定しており、配当性向は約31%と前年並みだったとした。『AAストックス』が23日伝えた。
ゴールドマンは、銅価格に関する最新見通しと25年の業績を踏まえ、紫金鉱業集団の2026−27年の利益予想を3−7%引き上げた。金価格と銅価格の上昇や生産量の増加を背景に、26年の経常利益は55%増の789億元に達すると見込む。紫金鉱業集団の投資判断を「買い」、目標株価を52HKドルに据え置いた。
このほか、25年実績で販売コストが想定を下回ったことを反映し、2026−27年の鉱山産金の粗利益率見通しを2−3%引き上げた。26年の鉱山産金の生産量は12%増、単位販売コストは6%上昇すると予想した。
鉱山産銅についても、銅価格見通しの引き上げを受け、2026−27年の粗利益率予想を0−15%上方修正した。26年の銅生産量は7%増、単位販売コストは4%上昇すると見込んでいる。