20日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比0.88%安の25277.32ポイントだった。中国企業指数は1.40%安の8574.07ポイント。メインボードの売買代金は概算で3425億1000万HKドル。
ハンセン指数は前日の米株式相場が続落した流れを引き継ぎ、安く始まった。朝方に小高くなる場面があったが、再びマイナス圏に沈んで下げ幅をじりじりと拡大。相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(大引け時点で25107.07ポイント)が意識され、大引けにかけてやや値を戻したものの、終値は4日以来およそ半月ぶりの安値だった。米連邦準備理事会(FRB)による早期利下げ観測が後退し、投資家が運用リスクを取りにくくなったもよう。業績などの個別材料が出た銘柄の売買が活発だった。セクター別では一般消費財と情報技術が大きく下げた半面、エネルギーが逆行高となった。
ハンセン指数構成銘柄では、前日夜に電気自動車(EV)新モデルを発表した小米集団(
01810)が8.6%下落。前日大引け後に決算を発表したアリババ集団(
09988)、チャイナ・ユニコム(
00762)も大幅安だった。半導体受託製造のSMIC(
00981)、ゴールドジュエリー販売の老鋪黄金(
06181)、光学部品の舜宇光学科技(
02382)は続落した。半面、25年12月期が減益ながら増配を発表した李寧(
02331)が大きく買われた。車載電池大手のCATL(
03750)、太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)、保険大手のAIAグループ(
01299)は大幅に反発。自動車メーカーの吉利汽車(
00175)も買われた。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.48%安の4872.38ポイントと続落。小米集団、アリババ集団、SMICが下落率上位だった。新エネルギー車メーカーでは小鵬汽車(
09868)が下落する一方、BYD(
01211)、リープモーター(
09863)、理想汽車(
02015)が堅調だった。自動運転の地平線機器人(
09660)も高い。