英金融大手のHSBC(
00005)は18日朝方、総額25億米ドルの永久劣後CoCo債を24日に発行すると発表した。表面利率が6.75%の「2031証券」と7.00%の「2036証券」の2本建てで、それぞれHSBCが償還する権利(コール)を行使できる期間が2031年、2036年に設定されている。元本はともに12億5000万米ドル。正味で24億7500万米ドルを調達し、一般的な業務費用に充てるほか、英国の資本基準に従って資本基盤を維持・増強する。
CoCo債は「偶発転換社債」とも呼ばれ、銀行の自己資本比率が基準値以下に低下した場合は株式に転換される条件が付く。HSBCの普通株式等Tier1(CET1)比率が7%を割り込んだ場合、同社債はHSBCの普通株に自動転換される。転換価格は1株当たり3.6061米ドル。発行数は最大6億9300万株で、2026年3月17日時点の発行済み株式数の3.88%に相当する。
同社債は機関投資家など6者以上に割り当てる。HSBCは17日、HSBC証券などの複数の投資銀行を引受幹事とする契約を結んだ。