中国の製薬大手、江蘇恒瑞医薬(
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600276)は17日、子会社の広東恒瑞医薬が「SHR-1819注射液」と「SHR-1905注射液」について中国の国家薬品監督管理局から、アトピー性皮膚炎を適応症とする両剤を併用した臨床試験の実施認可を取得したと発表した。
「SHR-1819注射液」は、アトピー性皮膚炎や喘息などの2型炎症(Th2型炎症)を引き起こすインターロイキン-4受容体αサブユニット(IL-4Rα)を標的とする組換えヒト化モノクローナル抗体。IL-4とインターロイキン-13(IL-13)の両方のシグナル伝達を同時に遮断でき、Th2型炎症の治療を目的とする。同じ標的分子に作用する医薬品では世界で2製品が販売承認を取得している。
「SHR-1905注射液」は、胸腺間質性リンパ球新生因子(TSLP)に対するモノクローナル抗体。炎症性サイトカインの放出を遮断し、下流の炎症シグナルの伝達を抑制することで炎症の改善と疾患の進行抑制を目的とする。同種の医薬品では世界で1製品が販売承認を取得している。