12日の香港株式市場で、ハンセン指数は続落。終値は前日比0.70%安の25716.76ポイントだった。中国企業指数は0.06%安の8699.55ポイント。メインボードの売買代金は概算で2421億8000万HKドル。
ハンセン指数は朝方にプラス圏へ浮上する場面があったが、すぐにマイナス圏へ沈むと前場に下げ幅を拡大。後場はじりじりと値を戻したものの、10日移動平均線(大引け時点で25777.05ポイント)を下回って終えた。米国・イスラエルとイランの軍事衝突が長期化するリスクが警戒され、売りが優勢だった。ホルムズ海峡の事実上の封鎖が早期に解除される見通しが立っておらず、原油高による世界景気の減速も懸念されたもよう。セクター別では、医療・ヘルスケア、不動産・建設、金融が下落した半面、エネルギーが大きく上昇した。
ハンセン指数構成銘柄では、保険株のAIAグループ(
01299)が売られて相場の重荷となった。医薬品関連の石薬集団(
01093)、薬明生物技術(
02269)、信達生物製薬(
01801)、非鉄金属大手の洛陽モリブデン(
03993)は大幅に続落。ボトル入り飲料水大手の農夫山泉(
09633)、香港不動産大手の九龍倉置業地産(
01997)と恒基兆業地産(
00012)、新鴻基地産(
00016)も安い。半面、エネルギー資源株のCNOOC(
00883)と中国神華能源(
01088)、銀行株の中国建設銀行(
00939)と中国工商銀行(
01398)の上昇が目立った。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、医薬品ネット通販の京東物流(
02618)は続伸した。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.54%安の5027.64ポイントと続落。人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(
00020)が大幅に続落した。動画配信のビリビリ(
09626)、音楽配信のテンセント・ミュージック(
01698)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)も下げた。一方、新興電気自動車メーカーの蔚来集団(
09866)が14%超高。同業のリープモーター(
09863)、小鵬汽車(
09868)も高い。