12日の中国本土株式市場で、上海総合指数は3日ぶりに反落。終値は前日比0.10%安の4129.10ポイントだった。深セン成分指数は0.63%安の14374.87ポイント。上海、深セン両市場の買代金は概算で2兆4418億9800万元だった。
上海総合指数は総じてマイナス圏でもみ合った。朝方にプラス圏に浮上する場面もあったが、勢いは続かなかった。中東情勢や原油供給を巡る不透明感から投資家はリスクを取りにくかった。中東のエネルギー輸送の要衝であるホルムズ海峡が事実上閉鎖されるなか、原油高による世界景気の減速が意識された。もっとも、中盤には下げ幅を拡大したが、心理的節目の4100ポイントに近づく水準で下げ渋った。下値の堅さを確認すると、大引けにかけて下げ幅を縮めた。
セクター別では、軍需関連、通信用設備、バッテリー素材、建設機械などが安い。半面、風力発電設備、石炭、化学繊維、電力などが買われた。
A株市場では、建設機械の徐工集団工程機械(
000425)、中聯重科(
000157)、三一重工(
600031)が大幅安。輸送用機械のウェイチャイ・パワー(
000338)と送配電用機器の思源電気(
002028)が続落。化学品メーカーの万華化学集団(
600309)、油圧シリンダーメーカーの江蘇恒立液圧(
601100)なども安い。半面、化合物半導体メーカーの三安光電(
600703)がストップ高を付けたほか、デジタル・人工知能(AI)ソリューション事業者の紫光(
000938)、アルミ大手の中国アルミ(
601600)、太陽光発電関連の晶澳太陽能科技(
002459)などが買いを集めた。
上海B株指数は0.28%安の267.39ポイント、深センB株指数は0.13%高の1240.19ポイントだった。