11日の香港市場で、ハンセン指数は反落。終値は前日比0.24%安の25898.76ポイントだった。中国企業指数は0.07%安の8704.52ポイント。メインボードの売買代金は概算で2544億8000万HKドル。
ハンセン指数は始値で心理的節目の26000ポイントを上抜け、前場はプラス圏で推移。後場に入ると前日終値を挟んで一進一退の展開となり、終盤には下げ幅を広げて10日移動平均線(大引け時点で25843.47ポイント)を割り込む場面があった。前日のNY市場で原油先物相場が下落し、ハイテク株が上昇したことで朝方は買いが先行したものの、中東情勢や原油供給を巡る不安が根強く、次第にリスク回避の売りが優勢となった。セクター別では、医療・ヘルスケアと金融が下げた半面、エネルギーと工業が上昇した。
ハンセン指数構成銘柄では、金融株のHSBC(
00005)、中国人寿保険(
02628)、中国建設銀行(
00939)、生活アプリ運営の美団(
03690)が売られて相場の重荷だった。火鍋チェーンの海底撈国際(
06862)、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)は反落。ニット衣料大手の申洲国際集団(
02313)、香港商業不動産の九龍倉置業地産(
01997)も安い。半面、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)、車載電池大手のCATL(
03750)が大幅に続伸した。太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)、電子機器受託製造のBYDエレクトロニック(
00285)も高い。エネルギー資源株の中国神華能源(
01088)とCNOOC(
00883)の反発が目立った。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.11%安の5054.85ポイントと反落。京東健康、美団のほか、人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(
00020)、オンラインゲームのネットイース(
09999)が下落率上位だった。一方、前日大引け後に2025年12月本決算を発表した電気自動車メーカーの蔚来集団(
09866)が14%超高。同業のリープモーター(
09863)と小鵬汽車(
09868)も大幅高だった。