| 2026-03-10 |
香港/投資判断/証券 |
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中国株の強気判断継続、A株リスク・リターンを評価=ゴールドマン
ゴールドマン・サックスのチーフ中国株ストラテジスト、劉勁津氏は最新リポートで、足元では相場の変動がみられるものの、中国株式市場(本土A株と香港上場株)に対する投資判断を「オーバーウエート」に据え置いた。世界の投資家心理や株価動向を左右する主な要因として、中東情勢を巡る地政学的緊張、エネルギー価格の変動、人工知能(AI)技術の継続的な進展がもたらす機会と課題を挙げた。『AAストックス』が10日伝えた。
リポートによると、ソフトウエアおよびインターネット関連銘柄の下落を背景に、MSCI中国指数は1月下旬の高値から12%下落し、年初来では5%安となった。一方、滬深300指数(CSI300指数)は相対的に安定しており、年初来ではおおむね横ばいで推移している。
ゴールドマンは、最近のアジア、米国の顧客との意見交換を踏まえ、市場見通しを更新した。A株はリスク・リターン比率(シャープレシオ)が高いと判断。利益予測とバリュエーション判断は変更しないものの、戦術的な資産配分においては、世界の地政学的リスクとAIによるディスラプションへの懸念が和らぐまで、投資家には成長分野に重点を置き、超過収益を狙うことを推奨するとした。