コンピューター上の幅広いデータを人工知能(AI)が扱えるようにするオープンソースのソフトウエア技術「OpenClaw(オープンクロー)」の活用が急速に広がるなか、北京智譜華章科技(
02513)は10日、OpenClawを簡単にパソコンへインストールして運用できるツール「AutoClaw(澳龍)」を公開した。同社は現在、ユーザーがAutoClawの機能を体験できるよう無料利用枠を提供している。『信報』が同日伝えた。
AutoClawには、あらかじめ50以上の機能が組み込まれており、コンテンツ制作、オフィス業務、コード開発、マーケティングなどでの活用が想定されている。字節跳動(バイトダンス)の「飛書」などのインスタントメッセージツールにワンクリックで接続する上、北京智譜華章科技の「GLM」やミニマックス(
00100)の「MiniMax」、さらに「DeepSeek」、「Kimi」を含むAIモデルのコーディングプラン・APIとの接続が可能。
OpenClaw は、AIエージェントの基盤となる各種の大規模モデルと、ブラウザ操作やコード実行や文書生成などを含むスキルを仲立ちするフレームワークであり、タスク分解、ツール呼び出し、ワークフロー管理などを担う。
『信報』によると、東方証券は、大規模モデルを開発する北京智譜華章科技やミニマックスなどの中国企業は積極的にOpenClawと適応していると指摘。なかでも北京智譜華章科技はクラウドサービス企業と協力し、ワンクリックでOpenClawを利用可能な環境を実現するAutoClawを提供することで、エージェント開発者のエントリーポイントを押さえる戦略との見方を示した。