10日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は反発。前場終値は前日比1.56%高の25804.66ポイントだった。中国企業指数は1.07%高の8673.24ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で1720億HKドル。
ハンセン指数は高く寄り付いた後、終始プラス圏でもみ合った。イラン戦争の終結期待や原油相場の下落を好感して買いが優勢。トランプ大統領がイランへの攻撃を巡って「予定より前倒しで進展している」、「戦争はほぼ終結したと思う」などと述べたことを受け、米原油先物価格は時間外取引で大幅に下落した。中東紛争の長期化や原油高が世界経済にもたらす悪影響への懸念が和らいだ。一方、午前中に発表された中国の26年1−2月の米ドル建て貿易統計は、輸入、輸出ともに市場予想を大幅に上回った。
個別では、2025年12月本決算を発表した車載電池大手のCATL(
03750)が8.75%高と急伸。大型ネット株のテンセント(
00700)、アリババ集団(
09988)、大型金融株のHSBC(
00005)、AIAグループ(
01299)が大幅高となり、指数を押し上げた。物流会社の京東物流(
02618)、製薬の信達生物製薬(
01801)、医薬品ネット通販の京東健康(
06618)なども高い。半面、資源株のペトロチャイナ(
00857)、中国神華能源(
01088)、CNOOC(
00883)、新エネルギー車のBYD(
01211)が反落した。