10日の香港市場でハンセン指数は反発して始まった。イラン戦争の終結期待や原油相場の急落を好感して買いが先行している。米CBSニュースは9日午後、トランプ氏がイランへの攻撃を巡って「予定より前倒しで進展している」といい、「戦争はほぼ終結したと思う」と述べたと伝えた。この報道を受けて米原油先物価格は時間外取引で大幅に下落した。中東紛争の長期化や原油高が世界経済にもたらす悪影響への懸念が後退している。
指数は日本時間午前10時35分現在、前日比1.39%高の25761.45ポイントで推移している。2025年12月本決算を発表した車載電池大手のCATL(
03750)や、電動工具大手の創科実業(
00669)、モリブデン大手の洛陽モリブデン(
03993)が大幅高。アジアを拠点とする生保大手のAIAグループ(
01299)、欧州金融大手のHSBC(
00005)、ネット株のテンセント(
00700)、百度(
09888)なども買われ、指数を押し上げている。半面、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、石炭大手の中国神華能源(
01088)などが売られている。