10日の香港市場は反発か。イラン戦争の終結期待や原油相場の急落が好感されそうだ。米CBSニュースは9日午後、トランプ氏がイランへの攻撃を巡って「予定より前倒しで進展している」といい、「戦争はほぼ終結したと思う」と述べたと伝えた。この報道を受けてNY原油は時間外取引で急落し、一時は81米ドル台を付けた。中東紛争の長期化や原油高が世界経済にもたらす悪影響への懸念が後退した。
一方、中国本土ではきょう、2026年1−2月の貿易統計が発表される。市場予想では米ドル建ての輸出総額が7.1%増(25年12月実績が6.6%増)、輸入総額が6.3%増(同5.7%増)。結果によっては相場の波乱要因となる可能性もある。
9日のNY市場でダウ平均が239米ドル高と3営業日ぶりに反発。トランプ氏が戦争の終結に言及したことで幅広い銘柄に買いが入った。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も3営業日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではHSBC(
00005)、テンセント(
00700)、美団(
03690)、アリババ集団(
09988)がそろって香港終値を上回って引けた。