パラマウント・スカイダンスによるワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収において、中国のインターネットサービス大手、テンセント(
00700)が数億米ドル規模の資金を投じることを検討しているようだ。外電を引用して『AAストックス』が9日伝えた。
提出書類によると、パラマウント・スカイダンスが昨年12月に提示したワーナー・ブラザース・ディスカバリーの買収提案には、テンセントによる10億米ドルの出資コミットメントが含まれていた。ただ、ワーナー・ブラザース・ディスカバリー側がテンセントの関与により米規制当局から国家安全保障上の懸念が示される可能性を懸念し、この出資案は撤回されていた。その後、パラマウント・スカイダンスが提示条件を修正し、ワーナー・ブラザース・ディスカバリーは最終的に1100億米ドルでの売却に同意したが、テンセントが最終的に出資を見送る可能性もあるという。
テンセントは現在、パラマウント・スカイダンスの議決権のない少数株式を保有している。2018年に当時のスカイダンス・メディアへ戦略投資して以降、同社が制作する映画にも共同出資しており、代表例として「ターミネーター:ニュー・フェイト」などがある。
テンセントの9日前場終値は前営業日比1.64%安の510.50HKドル。