週明け9日前場の香港株式市場で、ハンセン指数は3営業日ぶりに大幅反落。前場終値は前営業日比2.55%安の25101.04ポイントだった。中国企業指数は1.83%安の8470.22ポイント。半日のメインボードの売買代金は概算で2193億3000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まり、序盤は心理的節目の25000ポイント前後の狭いレンジで推移。前引けにかけてやや下げ幅を縮め、相場の強気と弱気の分かれ目とされる250日移動平均(前引け時点で25034.56ポイント)を上回って前場の取引を終えた。中東での軍事衝突が長期化するとの見方から、幅広いセクターがリスク回避の売りに押された。前週末の米株式相場が大幅続落し、原油先物相場が上昇したことで投資家心理が悪化したもよう。
個別では、保険株のAIAグループ(
01299)と中国平安保険(
02318)が下落し、相場の重荷となった。香港不動産開発の新鴻基地産(
00016)と恒隆地産(
00101)、自動車メーカーの吉利汽車(
00175)が大幅安。この日からハンセン指数構成銘柄となった洛陽モリブデン(
03993)は6.77%安。電動工具の創科実業(
00669)、医薬品受託開発の薬明生物技術(
02269)も売られた。半面、エネルギー資源株のCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、中国神華能源(
01088)が逆行高となった。