「AIザリガニ」(ザリガニ=一度食べ始めると止まらない人気食品)と呼ばれるオープンソースAIエージェント「OpenClaw」のブームが世界を席巻するなか、広東省深セン市にあるテンセント(
00700)本社前で6日、開発者らがクラウド環境へのインストール支援を求めて長蛇の列を作った。小学生や引退したエンジニアの姿もあり、約1000人が並び、エンジニアによる無料のクラウド導入支援を受けようとした。『AAストックス』が9日伝えた。
テンセントのクラウドサービス「Lighthouse」は1月末、OpenClawをワンクリックで導入できるテンプレートを初めて公開。百度(
09888)のクラウドサービスもこれに続き、簡易高速版を投入した。テンセントクラウドはさらに、同社本社ビル前でユーザー向けに無料のクラウドインストール支援を実施。わずか1時間で数百件の予約枠が埋まり、テンセントクラウド上でOpenClawを運用するユーザー数はすでに10万人を突破した。
OpenClawは世界最大のオンラインコード共有サイト「GitHub」でのスター数(お気に入り登録数)が13万8000件を超え、30年の歴史を持つLinuxを上回り、史上最も人気のある基盤ソフトウエアプロジェクトとなった。米AI半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)は、OpenClawについて「最近で最も重要なソフトウエアのリリースの一つ」と評価した。