CLSAアジアパシフィック・マーケッツは最新リポートで、電動工具の世界大手、創科実業(
00669)の2025年売上高が前年比4.4%増の152億米ドルとなり、予想を下回ったものの、同業他社に対しては依然として優位なパフォーマンスを維持したと指摘。純利益は6.8%増の12億米ドルで市場予想をやや下回ったが、粗利益率は41.2%に上昇したと指摘した。『AAストックス』が5日伝えた。
創科実業は、テクノロジー、エネルギー、製造業などの分野で力強い最終需要がみられ、サービス・メンテナンス事業における継続的な売り上げを背景に、主力ブランド「Milwaukee」が今年、2桁成長を記録すると予想。これは、年間の粗利益率を40ベーシスポイント押し上げる原動力になるとみられる。経営陣は27年までに利払い・税引き前利益(EBIT)マージンを10%に引き上げる目標を示している。
CLSAはこれらの見通しを踏まえ、創科実業の26年、27年の売上高予想をそれぞれ1.8%、1.6%下方修正したが、利益予想はそれぞれ0.1%、1.0%上方修正した。目標株価は108HKドルから136HKドルへ引き上げ、投資判断は「アウトパフォーム」を維持している。