4日の香港株式市場で、ハンセン指数は3日続落。終値は前日比2.01%安の25249.48ポイントだった。中国企業指数は1.45%安の8483.95ポイント。メインボードの売買代金は概算で3643億HKドル。
ハンセン指数は前日の米株式相場が下落した流れを引き継ぎ、安く始まった。前場に下げ幅を広げ、中盤には心理的節目の25000ポイントを割り込む場面があった。後場に入るとやや値を戻したものの、終値は昨年12月16日以来およそ2カ月半ぶりの安値となった。中東の戦火拡大が警戒され、幅広いセクターで売りが優勢だった。ただ、中国の全国人民代表大会(全人代)の開幕を5日に控え、中国の金融緩和や産業振興策への期待が改めて高まったもよう。
ハンセン指数構成銘柄では、保険株のAIAグループ(
01299)と中国人寿保険(
02628)、英金融大手のHSBC(
00005)、中国ネット通販大手のアリババ集団(
09988)が大きく売られ、相場の重荷だった。医薬品開発受託の薬明生物技術(
02269)、中国政府系持ち株会社の中国中信(
00267)、製薬の翰森製薬(
03692)は大幅に続落。香港コングロマリットの長江和記実業(
00001)も安い。半面、前日安かった太陽光パネル用ガラスの信義光能(
00968)、アルミメーカーの中国宏橋(
01378)が買い直された。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は0.96%安の4829.50ポイントと3日続落。アリババ集団と同業のJDドットコム(
09618)、医薬品ネット通販のJDドットコム(
09618)、家電大手の海爾智家(
06690)が大幅安だった。一方、人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(
00020)、自動運転技術の地平線機器人(
09660)、オンライン旅行会社のトリップ・ドットコム(
09961)が反発した。