巨額債務の再編を進めている香港の大手コングロマリット、新世界発展(
00017)と米大手投資会社ブラックストーンとの交渉が難航しているようだ。新世界発展を率いる鄭氏一族が支配権の放棄に消極的な姿勢をみせていることが原因とみられている。外電を引用して『信報』が4日伝えた。
関係者によると、ブラックストーンは特別目的会社(SPC)に約25億米ドルを出資し、新世界発展の筆頭株主となる案を提示。鄭氏一族は10億−15億米ドルを投資する構想だった。ただ、交渉は最近停滞しており、鄭氏側は他の投資家との取引も模索しているもよう。
新世界発展を巡っては今年1月、ブラックストーンが新世界発展と踏み込んだ協議を行い、筆頭株主となる可能性があると外電が報じていた。
新世界発展の株価は日本時間午後2時16分現在、前日比3.03%安の9.28HKドルで推移している。