| 2026-03-03 |
中国/業界動向/電子・IT |
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中国の生成AI利用者、25年末で6億人突破 特許保有で世界首位
中国で生成AI(人工知能)の普及が急速に進んでいる。中国政府が公表した第57次「中国インターネット発展状況統計報告」によると、2025年12月時点の生成AI利用者は6億200万人に達し、前年末に比べ141.7%増加した。普及率は42.8%と、前年同期から25.2ポイント上昇した。『人民日報』が3日伝えた。
生成AIは経済・社会のデジタル化と高度化を後押しする基盤技術と位置付けられ、利用拡大とともに関連産業も拡大している。国内のAI関連企業は6000社を超え、中核産業の規模は1兆2000億元を突破する見通しだ。
インフラ整備も進む。計算処理能力は毎秒約159エクサフロップス(159EFLOPS)に達し、大規模モデルの開発や応用を支える体制が整いつつある。
研究開発面では、基礎研究の強化を背景に、論文数・質ともに世界の上位グループに入る。国連の専門機関である世界知的所有権機関(WIPO)が2025年に公表したデータによると、中国はAI特許の保有件数で世界最多となり、世界全体の約60%を占めた。