3日の香港市場のもみ合う展開か。中東紛争を巡る懸念が引き続き地合いを圧迫しそうだ。トランプ米大統領は2日、イランへの軍事行動について「想定していた4−5週間の軍事作戦の期間を超えても継続できる」としたほか、地上部隊の投入を排除しない姿勢を示した。イランの革命防衛隊がホルムズ海峡を封鎖したことを受けて原油相場が急騰し、原油高はインフレ懸念を高めて米連邦準備理事会(FRB)が追加利下げに動きにくくなるとの見方も出ている。
もっとも、ハンセン指数は2日に2.14%安と急落し、終値ベースで昨年12月31日以来ほぼ2カ月ぶりの安値を付けた後とあって、一段と売り込む勢いは限られる可能性がある。決算発表や業績見通しを手掛かりとする個別物色は引き続き活発と予想する。きょうはASMPT(
00522)、創科実業(
00669)などが決算を発表する予定。
2日にNY市場でダウ平均は73米ドル安と続落。朝方に約600米ドル安まで下落後、一時86米ドル高まで上昇し、取引時間中の値幅が約680米ドルに及ぶ荒い値動きとなった。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数は3営業日ぶりに反発した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株ではテンセント(
00700)が香港終値を下回った半面、アリババ集団(
09988)、美団(
03690)、HSBC(
00005)が上回って引けた。