2日の香港株式市場で、ハンセン指数は反落。終値は前営業日比2.14%安の26059.85ポイントだった。中国企業指数は1.78%安の8701.91ポイント。メインボードの売買代金は概算で3576億7000万HKドル。
ハンセン指数は安く始まった。序盤に心理的節目の26000ポイントを割り込む場面があったものの、中盤以降は同水準と100日移動平均線(大引け時点で26319.87ポイント)に挟まれたレンジで推移。終値は昨年12月31日以来ほぼ2カ月ぶりの安値となった。米国とイスラエルが2月28日にイラン攻撃を開始し、リスク回避の売りが優勢だった。さらに、イスラエル軍がレバノンの親イラン民兵組織ヒズボラへの本格的な攻撃を再開したとこの日に伝わり、紛争地域の拡大が警戒された。セクター別では、医療・ヘルスケア、金融、一般消費財が大きく売られた半面、エネルギーと素材が逆行高を演じた。
ハンセン指数構成銘柄では、銀行株のHSBC(
00005)と中銀香港(
02388)、大型ネット株の美団(
03690)とアリババ集団(
09988)が売られて相場の重荷となった。医薬品ネット通販の京東健康(
06618)、光学部品の舜宇光学科技(
02382)は大幅に反落した。スマートフォン大手の小米集団(
01810)も安い。半面、中国石油メジャーのCNOOC(
00883)、ペトロチャイナ(
00857)、シノペック(
00386)がそろって買われた。前日に2025年12月本決算を発表した信義ガラス(
00868)が12.43%上昇。アルミメーカーの中国宏橋(
01378)、新エネルギー車のBYD(
01211)も大幅高だった。
ハイテク銘柄で構成するハンセンテック指数は2.89%安の4989.37ポイントと反落。人工知能(AI)ソフトウエアのセンスタイム(
00020)、ゲーム・オフィスソフト大手のキングソフト(
03888)、自動運転技術の地平線機器人(
09660)の下げがきつい。構成30銘柄のうち上昇は新エネルギー車のBYD(
01211)とリープモーター(
09863)の2銘柄だけだった。