CLSAアジア・パシフィック・マーケッツは最新リポートで、中国の検索エンジン最大手、百度(
09888)の2025年10−12月期決算について、売上高が予想通り、純利益が予想を上回ったと指摘した。百度のコア事業の売上高と調整後EBITDA(利払い・税引き・減価償却前利益)は前年同期比でそれぞれ6%、39%減の261億元、28億元となり、主にオンライン広告収入が約16%減少したことが影響したと分析した。『AAストックス』が27日伝えた。
一方、AI(人工知能)事業の売上高は前四半期比18%増の110億元となり、コア事業の売上高に占める割合が43%となったことに言及。主にAIクラウドインフラがけん引し、同事業による売り上げは前四半期比38%増加したと指摘した。
26年1−3月期のコア事業の売上高と調整後EBITDAについて、前年同期比で4%減、40%減と予想。ただ、ベース効果で26年4−6月期からはプラス成長に転じるとみている。また、香港での上場区分をセカンダリー上場からプライマリー上場へ切り替えることや、自社株買い、配当政策が今後の株価支援材料になるとの見方を示した。
CLSAは百度の売上高予想を引き下げた一方、AI事業の強化を反映して純利益予想を上方修正。投資判断を「アウトパフォーム」、米国預託証券(ADR)の目標株価を176米ドルに据え置いた。