24日の香港市場は米株安の流れを引き継ぎ反落スタートか。トランプ関税を巡る先行き不透明感が重荷となりそうだ。トランプ米大統領は21日、米連邦最高裁が相互関税やフェンタニル関税を違憲と判断したことを受けて発動を決めた新たな関税の税率を「15%に上げる」と表明した。23日には自身のSNSで貿易の許認可(ライセンス)などを活用できるとも投稿した。香港市場ではハンセン指数が前日に2.53%高と大幅に反発した後とあって、利益確定売りが先行すると予想する。
人工知能(AI)の利用によるさまざまな分野への悪影響も意識される可能性がある。AI開発新興のアンソロピックが23日、ソースコード生成ツール「クロードコード」を活用すれば旧式のプログラミング言語を使ったシステムの見直しが容易になるとブログで明らかにした。AIが既存企業の業務を代替するとの懸念が広がっている。
23日のNY市場でダウ平均は921米ドル安と大幅に反落。ハイテク株比率の高いナスダック総合指数も反落した。同日の香港株の米国預託証券(ADR)は、主力株では欧州金融大手のHSBC(
00005)が香港終値を上回った半面、大型ネット株のテンセント(
00700)、美団(
03690)、アリババ集団(
09988)が下回って引けた。