中国IT大手、バイトダンス(字節跳動)の傘下企業、抖音集団の李亮副総裁は「微博(ウェイボー)」の自身のアカウントで17日、字節跳動がハンセンテック指数の最大の空売り勢力だとするうわさについて、これを否定した。
李副総裁は、字節跳動が春節(旧正月)前に発表した動画生成AIモデル「Seedance2.0」が業界の注目を集め、支持と批判の双方があったことに謝意を示した。一方で、「字節跳動がハンセンテック指数の最大空売り勢力」とする荒唐無稽で論理性を欠く主張が拡散していると指摘。個人投資家の冗談であれば理解できるが、一部の金融系インフルエンサーや多数のマーケティングアカウントが「組織的」「無差別」に広めているとした。
ハンセンテック指数の今回の調整は2025年10月に始まったものであり、当時、字節跳動はSeedance2.0をまだ発表していないと説明。一部銘柄の下落がSeedance2.0と関連する可能性を否定しないとしつつも、中国でより高性能なモデルが登場したことで、一部銘柄が逆行高となる側面もあり、総合的な視点が必要とした。また、字節跳動とアリババ集団(
09988)、テンセント(
00700)、美団(
03690)などとの競争を「最大の空売り勢力」の根拠とする議論は成り立たないと批判。企業間の競争は市場発展の原動力であり、時間的な偶然を因果関係にすり替え、複数要因による指数の一時的な変動を企業の製品投入の責任に帰すのは荒唐無稽で悪意があるとした。