| 2026-02-17 |
中国/投資判断/証券 |
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中国株への資金流入を予想、中国・香港株は妥当な水準=マニュライフ
マニュライフ・インベストメント・マネジメントでマルチアセット・ソリューション部門の最高投資責任者(CIO)を務めるNathan Throoft氏はこのほど、米ドル安の進行を背景に中国株への資金流入が予想されるとした。多くの投資家のポートフォリオは米国株が中心だが、他の資産の方が実際に好調で、さらにドル安が進めば、米国以外の新興市場や資産の方が高いリターンを得られると認識するようになると指摘。米国の投資家も海外の投資機会に目を向け、大量の資金が海外に向かう可能性があるとした。『香港経済日報』が16日伝えた。
中国・香港の株式市場については、昨年のパフォーマンスが好調だったため、バリュエーションがやや高い可能性はあるものの、他の経済圏と比べれば依然として妥当な水準だと指摘。昨年の上昇の多くは力強い利益成長によるものだったとし、中国やアジアの資産は引き続き魅力的な投資機会を提供しているとの見方を示した。また、中国の成長環境は改善しつつあり、製造業やテクノロジー関連インフラへの投資が活発化していると指摘。中国市場の成長は加速しており、資金流入はさらに増える可能性があるとみている。
一方、市場が注目するAI分野については、現時点でバブルが生じているとの見方には同意しないとした。今後数年はAI関連の支出が引き続き拡大するとみており、現段階でバリュエーションや投資過熱を過度に懸念するのは時期尚早との認識を示した。また、コスト構造の改善や利益率の向上を通じてAIやテクノロジーの生産性効果を示せる企業が勝者になるとした。