浙江省拠点のフッ素メーカー、浙江永太科技(
002326)は14日、車載電池メーカーのCATL(
03750)と資本提携する計画を中止すると明らかにした。9日発表の計画では、CATLが保有する邵武永太高新材料の持ち分25%を浙江永太科技が取得し、対価として浙江永太科技の新株を発行すると同時に資金を調達する予定だった。同日交わした意向書(LOI)に基づいて取得価格などの条件を協議していたが、合意に達せず、浙江永太科技が取引を見送ると決めた。
浙江永太科技は現在、邵武永太高新材料に75%出資している。計画が実施されれば、CATLは浙江永太科技の株主となり、間接的に邵武永太高新材料の持ち分を保有する形になるはずだった。浙江永太科技は9日から株式取引を停止しているが、春節(旧正月)連休明けの24日に再開すると明らかにした。
浙江永太科技の主力製品である六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)やリチウムビス(フルオロスルホニル)イミド(LiFSI)はリチウム電池用電解液の主原料で、電池の電導率を高め、急速充電を実現するための重要な素材とされる。