| 2026-02-16 |
中国/業界動向/証券 |
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蛇年のA株市場、主要指数は軒並み高騰 創業板は5割超上昇
中国本土のA株市場は2月13日、旧暦の「蛇年」の取引を終えた。2025年2月5日から2026年2月13日までの1年間は、相場の変動を挟みつつも、出来高を伴い株価も上昇する展開となり、主要指数はそろって大幅高となった。
『証券時報』のまとめによると、指数別では、上海総合指数が上昇率25.58%、深セン成分指数は同38.84%となった。新興企業の比率が高い創業板(チャイネクスト)指数は同58.73%上昇と伸びが際立った。小型株中心の中証2000指数も同50.39%上昇し、中小型株の強さが目立った。
業種別では、ほぼ全面高の様相となった。とりわけ非鉄金属は通年の上昇率が100%を超え首位となった。国防・軍需関連も約80%上昇した。通信、電力設備、電子などハイテク・製造関連も50%超上昇した。一方、銀行は上昇率が10%未満にとどまり、食品飲料や交通運輸も市場平均を下回った。
個別銘柄では、全A株の約9割にあたる4600銘柄超が上昇し、このうち700銘柄超が株価2倍以上となった。なかには6倍超(500%超)に達した銘柄もあり、値動きの大きさが際立った。一方で、上場廃止リスクなどを抱えるST銘柄や*ST銘柄の一部には、期間中に50%超下落した例もあり、強気相場下でも銘柄間の格差が広がった。
証券各社は次の馬年相場についても前向きな見方を示す。東莞証券は、足元のA株のバリュエーションは歴史的にみて妥当な水準にあると指摘。政策面の支援やマクロ経済の持ち直しを背景に、中長期の上昇基調は維持されるとの見方を示した。
もっとも、相場の上昇局面ではリスクも併存する。持ち高の管理を徹底しつつ、業績の安定性が高い主力銘柄や成長分野に軸足を置くなど、企業のファンダメンタルズを見極めた投資が重要になるとしている。