清華大学発の人工知能(AI)企業、北京智譜華章科技(
02513)が提供するAIプログラミングのサブスクリプションパッケージ「GLM Coding Plan」が、発売と同時に完売した。中国国産AIプログラミングモデルの有料パッケージが即座に売り切れとなるのは、業界でも極めて異例とされる。『信報』が13日伝えた。
「GLM−5」はプログラミング機能やエージェント機能で国際的なトップクラスのクローズドモデルに迫る性能を持ち、オープンソースで提供されるうえ、価格面でも優位性が高い。これまでにも利用者の急増で計算能力がひっ迫し、販売制限を行った経緯がある。北京智譜華章科技は先ごろ、「GLM Coding Plan」の価格を30%以上引き上げると発表していた。
中国国産大規模言語モデルのトークン価格は米国製モデルに比べ著しく低い。「OpenRouter」の世界的大規模モデルAPIプラットフォーム「OpenClaw」の呼び出しランキングでは、アリババ集団(
09988)が出資する中国の新興企業、月之暗面(Moonshot AI)が1月27日に公開した「Kimi K2.5」がわずか1週間でトップに立ち、「Gemini」や「Claude」などの大手モデルを上回った。低価格を起点に高性能を兼ね備えた国産モデルが利用者の定着を促し、AI市場で価格と性能の両面から競争を激化させている。