11日の中国本土株式市場で、上海総合指数は小幅に3日続伸。終値は前日比0.09%高の4131.98ポイントだった。深セン成分指数は0.35%安の14160.93ポイント。上海、深セン両市場の売買代金は概算で1兆9842億5300万元だった。
上海総合指数は小反落して始まったものの、ほどなくして切り返すと、その後はプラス圏でもみ合った。人民元高の進行を受けた資金流入への期待に加え、中国当局の消費促進策が好感された。中国商務部の盛秋平副部長は春節(旧正月)の9連休にあわせ「楽購新春」キャンペーンを実施し、消費券や補助金などの形で総額20億5000万元を超える「新春ギフト」を提供すると表明した。もっとも、春節連休が近づくなか、持ち高調整の売りが出やすく、上値の重さが目立った。
セクター別では、バッテリー素材が全面高。ガラス繊維、レアメタル、貴金属、化学繊維なども高い。半面、教育が全面安となったほか、文化・メディア、観光・ホテル、航空機製造・宇宙関連などが売られた。
A株市場では、素材メーカーの雲南恩捷新材料(
002812)、化学品メーカーの江蘇東方盛虹(
000301)、青海塩湖工業(
000792)、万華化学集団(
600309)、セメントメーカーの安徽コンチセメント(
600585)などの上昇が目立った。免税店運営の中国旅遊集団中免(
601888)が反発した。半面、前日に高かった映画館チェーンの万達電影(
002739)がストップ安。電子機器向け温度制御装置サプライヤーの深セン市英維克科技(
002837)、プリント配線基板(PCB)メーカーの滬士電子(
002463)や、航空大手の中国国際航空(
601111)、中国東方航空(
600115)などが下げた。
上海B株指数は0.41%高の266.39ポイント、深センB株指数は0.01%高の1250.62ポイントだった。