週明け9日の香港市場で、抗体医薬品の創薬ベンチャー、信達生物製薬(
01801)が大幅高。株価は一時、前営業日比8.55%高の86.30HKドルを付けた。日本時間午前11時5分現在、5.16%高の83.60HKドルで推移している。
信達生物製薬は8日、子会社の信達生物製薬(蘇州)やFortvita Biologicsが米製薬大手のイーライ・リリーと戦略提携契約を締結したと発表した。腫瘍や免疫分野の革新的医薬品の世界的な研究開発を共同で推進する。今回の提携は7回目となり、長期的な協力関係を一段と深化させる。
合意に基づき、信達生物製薬は抗体技術プラットフォームや臨床開発能力を生かし、中国での第2相臨床試験完了までの研究開発を主導する。一方、イーライ・リリーは対象プロジェクトについて大中華圏以外での独占的な開発と商業化権を取得し、信達生物製薬は大中華圏での権利を保持する。
信達生物製薬は一時金として3億5000万米ドルを受け取る。また、研究開発などの進捗に応じて最大約85億米ドルのマイルストーン支払いを受ける権利を持つほか、大中華圏以外での売上高に応じたロイヤルティを受け取る権利も持つ。