| 2026-02-09 |
中国/業界動向/証券 |
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本土証券各社の投資戦略 春節前は守り、連休明けは成長株注目
中国の主要証券各社が、春節(旧正月)前後の株式市場見通しと投資戦略を公表した。過去の統計から、休暇前は売買が細り、連休明けに市場の活発化が進む傾向を指摘。相場全体については連休明けを中心に前向きな見方が多く、株式を保有したまま休暇入りする戦略を勧める声が目立つ。『券商中国』が8日伝えた。
東呉証券は、春節の約1週間前から売買代金が減少し、連休後に流動性が回復しやすいと分析。国信証券は、休暇前は大型株が相対的に優位となる一方、連休明けは小型株が上昇しやすい傾向を示した。現局面を「強気相場」と位置付け、上昇余地はなお大きいとの見方も多い。光大証券は4月ごろまで上昇基調が続く可能性を指摘し、華金証券は消費や不動産関連指標の改善や緩和的な資金環境を背景に株式保有を推奨した。
投資配分では、休暇前は銀行や消費、高配当株など安定重視の構成が中心。連休明けはリスク選好の回復を見込み、人工知能(AI)応用やハイエンド製造、新エネルギー、半導体など成長分野への資金シフトを想定する。人型ロボットやゲーム、映像コンテンツ、資源株などへの関心も指摘された。
各社は春節前後で相場の流れが変化するとしつつ、連休明けの市場には総じて前向きな見方を示している。