| 2026-02-06 |
中国/業界動向/金融 |
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人民銀、年内に2回以上の預金準備率・金利引き下げか=CICC
中国国際金融(CICC)は最新リポートで、2026年に中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率と金利の引き下げを2回以上実施する可能性があるとの見方を示した。同時に人民銀が金融政策における金利調整メカニズムの整備をさらに進めて金利の伝達効果を高め、マネーマーケットの流動性を潤沢な水準に維持すると見込む。人民銀が為替レートの安定とインフレ抑制に向けて、4−6月期に人民銀が金融緩和を進め、短期金利が先行して低下して利回り曲線のスティープ化を促すと予想している。
CICCは、人民元相場が足元で上昇局面に転じたと指摘し、人民元高圧力を和らげるためには、一定程度の金融緩和が引き続き必要になるとの見方を示した。これにより、マネーマーケット金利がさらに低下する可能性があるとした。
CICCはさらに、26年の中国人民銀行の利下げ幅が25年を上回る可能性があると予想している。仮に米連邦準備理事会(FRB)が年内に2回、合計0.5%の利下げを実施し、同時に外需の不透明性が強まった場合、中国人民銀行も歩調を合わせて政策金利を0.2−0.3%下げる可能性があるとした。その場合、7日物リバースレポ金利は1.1−1.2%前後、翌日物リバースレポ金利は1.0−1.2%前後まで低下する可能性があるとみている。